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突発性発疹症

突発性発疹症とは

突発性発疹症は、乳幼児期に多くみられるウイルス感染症です。特に生後10か月から2歳頃にかけて発症することが多い病気です。
特徴は、38~40℃の高熱が3~5日程度続いたあとに、熱が下がると同時に胸やお腹、背中を中心に赤い発疹が現れることです。発疹が出る前に診断を確定することは難しく、発疹が出て初めて「突発性発疹だった」とわかるケースが多くあります。
原因ウイルスはヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)と7型(HHV-7)です。これらは身近に存在するウイルスで、多くのこどもは乳幼児期に感染して免疫を獲得します。季節性はなく、1年を通して発症する可能性があります。

突発性発疹症の感染経路と症状

感染経路は、感染している人の唾液を介してうつると考えられています。身近な大人やきょうだいから、日常的な接触を通じて感染します。
症状としては、まず38~40℃の高熱が突然始まり、3~5日間ほど続きます。その後、解熱した日または翌日に胸やお腹、背中を中心に赤い発疹が現れ、時には顔や手足に広がることもあります。発疹は強いかゆみを伴うことはなく、通常は1週間以内に自然に消えていきます。あわせて鼻水や咳といった風邪症状を伴うこともあります。

突発性発疹症の診断と検査

突発性発疹症は、発疹が出て初めて診断が確定することが多く、高熱が続いている段階では、他の感染症との区別が難しいことが多いです。
迅速検査はなく、基本的には臨床経過をもとに診断されます。

突発性発疹症の治療と
家庭でのケア

突発性発疹症に特効薬はありません。ウイルス感染症のため抗生物質は効果がなく、治療は対症療法が中心となります。

  • 高熱がつらい場合は解熱剤を使用する
  • 水分をしっかり摂取させる
  • 熱性けいれんに注意して、慎重に観察する

家庭では「こどもの全身状態をよく観察すること」が大切です。ぐったりしている、水分が取れないなど、いつもと違う様子があれば医療機関を受診してください。
解熱後に出る発疹に対しても、特別な治療は不要であり、自然に消えるのを待ちます。

突発性発疹症の
登園・登校について

突発性発疹症には、学校保健法で定められた出席停止期間はありません。解熱後24時間経過し、元気であれば登園・登校可能です。発疹が消えるまで待つ必要もありません。

突発性発疹症のよくある質問
(Q&A)

突発性発疹症の発疹は何日で消えますか?

1週間以内には消えることが多く、跡を残すことはほとんどありません。特別な治療は不要です。

突発性発疹症の発疹はかゆいですか?塗り薬はありますか?

一般的にかゆみは伴いません。ただし、お子さまがかゆがる場合は必要に応じて塗り薬を処方することもできますので、お気軽にご相談ください。

熱が下がる前に発疹が出ました。これは突発性発疹ですか?

突発性発疹症では「解熱後に発疹が出る」のが典型です。発熱中に発疹が出る場合は、別の感染症や湿疹の可能性が高いです。

突発性発疹症は2回かかることがありますか?

多くは1回で終わりますが、原因となるウイルスにはHHV-6とHHV-7の2種類があるため、稀に2回感染することもあります。

発疹が残っていても登園できますか?

はい、できます。熱が下がっていて元気であれば、発疹が残っていても登園可能です。この時期には感染力も低下しているため、周囲への影響も心配ありません。