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頭のかたち外来

頭のかたち外来とは

頭のかたち外来頭のかたち外来では、赤ちゃんの頭のかたちやゆがみ・絶壁などを専門的に診察します。赤ちゃんの頭はとても柔らかく、寝るときの姿勢や向き癖などの影響で、少しずつ形に左右差やゆがみが見られることがあります。軽度のものであれば、日常の工夫やケアによって改善や進行の予防が可能ですが、重度の場合は自然に治りにくく、そのまま残ってしまうケースもあります。

現在は「ヘルメット治療」という方法が確立されており、頭のかたちを整えるサポートができるようになっています。当院では、赤ちゃんの頭のかたちに関するご相談をお受けする専門外来を設けております。「どの程度のゆがみなのか知りたい」「ヘルメット治療について詳しく聞きたい」といった段階でのご相談も可能です。

当院の「頭のかたち外来」の特徴

専門医による丁寧な診察

当院の「頭のかたち外来」の特徴頭のかたちの診療経験が豊富な小児科専門医が診察を行います。医療的な知識と経験に基づき、ヘルメット治療の適応や経過を丁寧に判断します。

365日いつでも担当医へ連絡可能

当院の頭のかたち外来の特徴ヘルメット治療を開始して1~2週間はヘルメットのずれや赤みが生じやすい時期です。当院では気になることがあれば、いつでも担当医にチャットで連絡できるようにしているので、ご不安なく治療を継続できます。

徹底した感染対策

当院の「頭のかたち外来」の特徴当院では、感染症の方と「頭のかたち外来」の方の導線を分けております。受付終了後は、専用の待合室へご案内いたします。

予約が取りやすい

当院の「頭のかたち外来」の特徴土曜日を含めたすべての診療日に「頭のかたち外来」の枠を設けています。平日のご都合がつきにくい方は是非土曜日にご来院ください。(土曜日に撮影した3Dスキャンのデータは週明け以降に結果が出ます)

東京都内で最も通いやすい価格設定

当院の「頭のかたち外来」の特徴多くのご家庭に安心して治療を受けていただけるように、関東エリアで最低価格を担保しています。初回の3Dスキャンについても無料で行っています。

赤ちゃんの頭のゆがみとは?

赤ちゃんの頭のかたちは、ゆがみ方によって「斜頭症」「短頭症(絶壁頭)」「長頭症」と3種類に分けられます。

ゆがみが起こる主な原因は、子宮内や産道で受けた圧迫、向き癖などの外力によるもので、病気が関与していることはほとんどありません。向き癖は、常に頭を同じ向きにして寝ることで接地面となっている部分の成長が妨げられ、偏って成長することで生じます。

斜頭症

ゆがみが平行四辺形に見えます。顔を正面から見た時に、耳の位置に左右差がつくこともあります。寝癖や斜頭のある場合に生じます。

短頭症(絶壁頭)

あおむけ寝の時間が長いと生じやすいゆがみです。頭の前後の長さが通常より短く、横から見ると後頭部が平たく見えることから一般的には絶壁と呼ばれます。

長頭症

頭の前後が横幅よりも長くなっています。横向きの姿勢が多い赤ちゃんに生じやすいゆがみです。NICUに入院し、保育器内で過ごす時間が長かった赤ちゃんに生じやすいです。

頭のかたちが悪いと
どんな影響がでる?

頭のかたちにゆがみがある場合も、脳の成長や精神の発達に大きな影響を与えることはないとされています。ただし、ゆがみが重度であれば、将来的に顔面のゆがみや耳の位置の左右差が生じる可能性があり、整容的な問題が起こることもあります。

赤ちゃんの頭のゆがみの治し方

~ヘルメット治療~

babybandヘルメット治療は、赤ちゃんの頭に圧力をかけて治す治療ではなく、自然な頭蓋の成長を原動力に、頭のかたちが整うようサポートする治療です。
赤ちゃんの頭のかたちは一人ひとり大きく異なりますので、フルオーダーメイドのヘルメットを作成します。このヘルメットは、平らな部分に成長を促すための空間があり、すでに成長している部分は成長を待機させる役割を果たします。
1ヶ月ごとに頭のかたちを確認し、成長に合わせて内部のクッションが最適な状態になるよう調整し、平らだった部分の成長が追いつくことで、頭のかたちが整っていきます。
当院では、Berry社のベビーバンドを採用しています。

ヘルメット治療の対象

ヘルメット治療は、生後4か月前後からの開始が最も効果的とされています。首が座ってから開始することができ、生後6~7か月くらいまであれば、治療が可能です。8か月以降の場合は慎重な検討が必要です。また、新生児期からタミータイム(腹ばい姿勢の練習)を習慣化することも、頭のかたちの改善に役立ちます。

ヘルメット治療の流れ

1診察と病的な変形の有無の確認(保険診療)

まずは診察を行い、赤ちゃんの頭のゆがみの有無や重症度を丁寧にチェックします。必要に応じて、画像検査を実施し、頭蓋縫合早期癒合症といった病気による頭の変形がないかを確認します。

※もし病的な変形が見つかった場合には、速やかに専門の病院をご紹介いたします。

2治療方針の決定(保険診療)

診断の結果を踏まえ、ヘルメット治療を行うかどうかをご家族と一緒に検討します。治療を行うには保護者の方のご理解とご協力が大切ですので、時間をかけて分かりやすくご説明いたします。

一方で、ゆがみが軽度の場合はタミータイム(腹ばい運動)や体位変換など、日常の工夫を中心としたケアをおすすめしています。

3ヘルメット作成(自由診療)

ヘルメット治療を希望される場合には、赤ちゃん一人ひとりの頭のかたちに合わせた完全オーダーメイドのヘルメットを作製します。装着は当院で行い、その後はご家庭で専用アプリを使って装着時間や日々の記録を管理していただきます。

治療が始まった後は、月に1回の通院をお願いしております。再診の際に追加費用はかかりませんのでご安心ください。治療期間は赤ちゃんの成長のスピードもよりますが、3〜5か月程度となります。

ヘルメット治療の料金(自由診療)

治療方法

備考

料金(税込)

ヘルメット療法による治療

内訳:診察代、ヘルメット代金、3Dスキャン撮影代

330,000円

破損、紛失等によるヘルメットの交換

 

165,000円

※治療費は医療費控除の対象となります。
※費用はヘルメットを発注する際に窓口にてお支払いいただきます。
※クレジットカードでのお支払いも可能です。

赤ちゃんの頭のゆがみの治し方
~自宅でできるセルフケア~

頭のかたちを改善する方法には「ヘルメット治療」以外に、「体位変換」「タミータイム」といった理学療法があります。なお、赤ちゃんの重度の頭のゆがみに関しては、自然治癒が困難という研究結果が存在します。ここで説明する理学療法も生後1~3か月頃までは有用ですが、それ以降は効果を期待しすぎない方がよいでしょう。

おすすめの記事: ドーナツ枕で赤ちゃんの頭のゆがみは予防できる?

からだの向きを変える

向き癖を改善することで、特定の場所にかかる圧力を分散させて均等な発育につなげます。

下記のような癖があると特定の場所に長時間に渡って圧力がかかりますので、こうした癖がないか見直して、バランスがよくなるよう心がけます。

頭のかたちがゆがみやすいお子様の特徴・よくある癖

  • 寝る際に、同じ方向に頭や足を向けている
  • 左右どちらかの腕で抱っこすることが多い
  • 授乳時に同じ向きで抱いている
  • いつも決まった方向から話しかけている

タミータイム

赤ちゃんが起きているときにうつぶせの姿勢にして過ごす理学療法です。生後すぐから少しずつ始めることができ、頭へかかる圧力を分散させることができます。うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあるので、必ず目を離さずに行ってください。1回10秒程度から開始し、慣れてきたら徐々に時間をのばしていきましょう。休憩をはさみながら、無理のない範囲で問題ありません。

手順

手順最初は、保護者の方の胸やお腹、膝の上に赤ちゃんをうつぶせにすることからスタートします。こうした状態になれてきたら、硬いマットや床の上でうつぶせ運動を行います。運動を促すために、おもちゃや絵本を使いましょう。

頭のかたちに関するよくある質問

頭のゆがみはいつまで様子を見ていて大丈夫ですか?

ヘルメット治療を開始するのに最も適した時期は生後4~5か月頃です。ゆがみが重度の場合、生後4か月を過ぎてから自然の経過で大きく改善することはあまり期待できません。3Dスキャンでの評価をご希望の方は、生後4か月頃を目安にご相談ください。

健診で「問題ない」と言われましたが、本当に大丈夫でしょうか?

健診では主に病気の有無を確認しています。そのため、整容面(見た目)が気になるのであれば、専門の外来へご相談いただくのがよいでしょう。また、小児科医の中にも「重度のゆがみは自然経過では改善しにくい」という認識がまだ十分に広まっていないのが現状です。健診の際に「うつぶせができるようになれば、頭のかたちもよくなる」と言われて様子を見ていたら、改善せずに、適切な治療の開始時期を逃してしまったというケースも少なくありません。

ハチ張り(頭の横の張り)もよくなりますか?

ヘルメット治療の原理上、ハチ張りそのものが直接改善することはありません。ただし、ゆがみが整うことでバランスがよくなり、目立たなくなる可能性はあります。また、頭の細かい凹凸などもヘルメット治療で必ずしもよくなるわけではありません。

治療を終了したあとに、再びゆがんでしまうことはありますか?

ヘルメット治療終了後に再変形することはほとんどないという研究結果が出ています。治療を終える頃(生後7~11か月頃)には、寝返りやお座りが安定し、同じ向きに長時間圧がかかることが少なくなっています。また、この時期には頭のかたちが自然に変わる時期も過ぎているため、再度ゆがむ心配はほとんどありません。

 

そのほか、治療中によくあるトラブルについてこちらのページで詳しくご紹介しています。ぜひご参照ください。

ヘルメット治療の
よくあるお悩み